エネルギー管理士試験(熱分野)徹底研究 改訂2版
~エネルギー管理士試験に向けた参考書~
【43冊目】
2021年7月頃に読み終わりました。
社費でエネルギー管理士試験を受験することになったので、参考書として購入しました。
内容は良いのか悪いのかわかりませんが、肌感としては十分だと思いました。
試験結果は、落ちました。悔しいです。
課目Ⅳ「熱利用設備及びその管理」のみ落としてしまいました。敗因はシンプルに勉強不足感が強いですが、それ以外に言うならば、試験の順番を間違ってしまったことだと思います。この課目は「課目Ⅳ」とついているだけあって、本書や過去問題集などでは、4番目に配置されています。私はてっきりその通りの順番で試験が進むと思い込んでいたのですが、実際の試験では3番目に配置されていました。私は昔から試験直前の詰め込みに心血を注ぐタイプです。なので、この時は当然「課目Ⅲ」の復習に取り組んでいました。つまり、課目Ⅳは復習なしで臨んだことになりました。これが敗因の一つだと思います。単に確認不足でした。まあ、もしかしたらそのおかげで課目Ⅲの復習に時間をかけれたので、課目Ⅲに合格することができた、という解釈もできるかもしれません。とにかく悔しい。来年再挑戦します。
本に関する感想ではなく、試験の感想がほとんどになってしまいました。
ザ・ゴール コミック版
~全世界で1000万人が読んだ生産管理の本の漫画版~
【42冊目】
2021年5月21日に読み終わりました。
なんとなく面白そうだったので読んでみました。
1000万人以上が読んだ、というのもミーハーにはたまらない誘い文句です。
工場における生産管理について、1984年に出版された「ザ・ゴール」を
漫画で簡単に教えてくれます。
生産管理で重要なことは、全工程のなかでボトルネックはどこにあるか、
ということを常に考えることだと教えてくれます。
山登りを例に出してこのことを説明しているシーンは、とてもわかりやすかったです。
企業は利益を出すことが目標(ザ・ゴール)なので、各工程のコストを削減することはもちろん大切だが、ボトルネックを中心に考えて、いかに出荷できるかが肝なんだと理解できました。
この漫画には「ザ・ゴール2」という続きがあり、それも買ったので、読んでいきたいです。
コンサル一年目が学ぶこと
~一年目が終わるギリギリに読んでしまった~
【41冊目】
2021年3月26日に読み終わりました。
新社会人が読むべき本としてTwitterに上がってました。
著者はコンサルのプロであり、その目線から、社会人一年目が
覚えてほしいことを書き綴っています。
「意味ある努力を、限界まで行え。」と言っているような気がしました。
学生時代は頑張るという姿勢を見せることが大事だったと思いますが、
社会人はあくまでも結果第一。したがって、悪い言い方をすれば、
意味のない努力をどんなに積んでも、評価は1mmも上がらないと思います。
(もちろん、一生懸命に空回りしていたら、誰かが手を差し伸べてくれると思うので
何もしないよりは100倍マシだと思います。)
そんなことにならないように、どう考えて、どう行動したらよいかが
この本を読むことで何となく理解できました。
もう一年目が終わってしまいますが、時折読み直したいと思います。
たった1日で即戦力になるExcelの教科書
~Excelのセルを関数だらけにしたくなった~
【40冊目】
2021年3月21日に読み終わりました。
主にExcelで実用的な関数を紹介してあります。
そのほかにも、覚えておいたほうがいいショートカットキー等も
載せてくれています。
今まではif文だけの脳筋プレイで頑張ってましたが、
やはり相当非効率的だったと痛感しました。
こんな機能があったらいいなぁ、と今まで思ってたことは
大体あるということがわかりました。
本当に過去の偉人たちはすごいです。
文でぎちぎちに埋めてある書き方ではなく、行間に余裕をもって書いてあるので
本の厚みの割にはすぐに読み終わります。
おそらく今後何度も読み返します。
渋沢栄一: 変わり身の早さと未来を見抜く眼力
〜2024年からの新一万円札の人とは?〜
【39冊目】
2021年3月14日に読み終わりました。
一万円札の顔として非常に馴染み深い福沢諭吉がついに引退し、
渋沢栄一という人がなると聞いてから、どんな人なんだろうと気になっていたので
読んでみました。
シンプルにすごい人でした。よくある、貧乏人からの這い上がり人生という訳ではありませんでした。生まれも育ちもいい、先が読めてそれに向けて努力もできる人だと感じました。
著者の書き方だとは思いますが、物語調にしてオーバーに伝えることはなく、淡々と書き下している印象でした。
渋沢栄一は優しくも基本的には経営第一人間であった、ということが読み取れました。
私が生まれた時から一万円札は福沢諭吉です。渋沢栄一の行ってきた仕事を考えれば、一万円札の顔であってもおかしくはありません。ですが、思い出補正だとは思いますが、福沢諭吉の一万円感に追いつくには何年かかるのだろうか。
完全独習 統計学入門
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
〜色眼鏡を外して、最新のデータで世界を日々見直したい〜
【37冊目】
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 発売日: 2019/01/01
- メディア: Kindle版
2021年2月13日に読み終わりました。
ちょっと前に話題になっていたので読んでみました。
世界のほとんどの人は、各国のことを正しく理解していなく、同じような偏見を持っているということが、この本を通じて何度も説明されていました。それは、どんなに偉い人や学者であっても同様です。私も当然その中の一人だということを気付かされました。
私たちが持つ偏見は、タイトルにあるように、主に10の本能から生まれています。本書では、それらの本能の例と、その抑え方が記されています。
私も今後は、これらの本能の抑制方法を使用して、正しくデータを読み取れるようにしていきたいと思いました。
読み進める中で何度も思ったことは、、、
とりあえず人類はみんな頑張っていて、その頑張りは着実に結果として出ているから、
未来は希望に満ち溢れている、ということでした。
できれば数年に一度、このような本の最新データ版で再度出版して欲しいですが、著者が言いたかったことは恐らく、それを自分でできるようになれ、ということだと思うので、がんばります。