海賊と呼ばれた男 (上)
~国岡さんは最優先事項は決して揺るがない人でした~
【54冊目】
2022年8月9日に読み終わりました。
1900年代前半の、ガソリン等を扱う事業を経営する男の話です。
百田さんはとても有名な作家さんだということは知っていたのですが、
作品自体は一度も読んだことがなかったので購入してみました。
上巻は主に第二次世界大戦以前で、国岡鐵造の生い立ちと、国岡商店の成り立ちについて書かれています。
国岡鐵造は本当に国益第一優先の男だと思いました。どんなに国岡商店に対して不利な条件を突きつけられても、国のためならばすべて受け入れています。正直、頑固すぎやしないか?と思ってしまいました。
結末というか、この小説の落としどころがあまり読めないので、とにかく下巻を読んでいきます(できればお盆中に、、、)。